仮縫いドレスの制作現場

今日は これから仮縫い用のドレスの制作してるところを
写真撮ってみましたので
こんな風に作ってます。のご紹介です。

昨日「そうだ!」って思いついて
写真撮りながら制作しました。

今回はこのデザインです。
トワルデザイン

 

 

 

 

 

中央のぐるぐる部分が帯、他は服地のシャンタンです。

着物や帯から作る「着物ドレス」と普通の服地から作るドレスの違いは

「着物ドレスの材料は限界がある」

ということです。

今回は袋帯1本からのご依頼です。

袋帯は約30㎝幅で4mくらいの長さの片側だけに柄があります。
六通といって 途中に無地の部分があるものです。

この分量の範囲の中でデザインをしなければならないという制限があるわけです。

このデザインで 帯1本ほぼ使い切ります。

さていよいよ 制作に取り掛かります。
用意するのは
トワル11

 

 

 

 

 

仮縫いドレスの生地(トワル)、ハサミ、ピン、メジャー、ボールペン

あれ? 型紙は?
という声が聞こえてきそうですが
私のアトリエでは「型紙」はこの段階では存在しないです。

「型紙」は仮縫いが終わってから作ります。

まず
トワル12

 

 

 

 

 

帯の幅にカットしたトワルをトルソーに止めつけます。

トワル5

 

 

 

 

 

 

なるべく帯を切りたくないので
ダーツで処理します。

トワル7

 

 

 

 
ざっくり適当なサイズに切ったトワルをあてがい止めつけていきます。
トワル8

 

 

 

 

 

 

同じ要領で後ろも作りました。

ここからスカート部分ですが
同じようにざっくり適当なサイズに切ったトワルを
ざっくり止めつけて
様子見ながら ピンでとめていきます。

トワル9トワル4

 

 

 

 

 

前スカート➡後ろスカート➡脇合わせ
👇
きれいにピンでとめて 裾をカットしました。
トワル6トワル1

 

 

 

 

 

ドレスの土台は完成です。

スカートを組み立てたときのような要領で
脇のフリフリを止めつけます。
トワル10

真ん中のがちょっと変

 

トワル2

 

 

これで1段目とバランス取れました。

 

 

 

 

こんな感じになっています。

トワル3

 

 

 

 

 

 

 

一旦ここまでで昨日は終了。

今朝 まっさらな気持ちでみてみました。

いつも次の日に新たな気持ちで見てみると
制作中には気づかなかったことにぱっと気づいたりするので
これは毎度こうして制作しています。

昨日フリルのバランスが少し気になっていたのですが
今朝、見た瞬間に

 

ここだ!

って気づき、早速直しました。

これは右半分なので ボールペンで印を受けた後
解体してボールペンの印をつないで線にして左側に写し取ります。

左右対称でないデザインの場合
この作業を左右ともやるわけです。

これをミシンで縫製したものを
「仮縫いドレス」としてご試着いただきます。

仮縫いで補正したドレスを解体して
写し取ったものが「型紙」になります。

型紙さえあれば 同じものが何着もできますから
アパレルではこうして制作した型紙で何百、何千と作るのですが

私のところでは ドレスに限らず
すべてのオーダーでこの作業を1着ずつ行います。

もちろん、すでに型紙のあるものと全く同じでいいわ、という場合を除いてですが。

さて、今から印付けて解体作業に入ります。

みなさま、今の世間の状況では気持ちも晴れないですね。
イベントやパーティやブライダルなどが次々と中止や延期になり
いま、うちのアトリエは ずばり「空いてます!」

オーダーいただいてからお待たせしてしまうことも多いのですが
2月以降キャンセルが相次ぎ 「空いてます!」

出かけるのもはばかれるような昨今
タンスの整理しながら 着なくなった着物の再生 いかがでしょう?

こんな状況ですが 今月28.29.30日の三日間
サロン会します。
こんな状況でお出かけ下さるんですから
オーダーもセルも❤ハッピープライス❤

ご相談だけ、ご試着だけはもちろん無料です。

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