演奏用の「着物ドレス」のオーダー

演奏用の「着物ドレス」のオーダー


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京都実相院の紅葉と着物ドレス

昨年の12月、BS11の「京都紅葉生中継2016 ~錦秋のハーモニー」という番組で、MORiE TOKYOのお客様、平沼有梨様のキーボードの演奏が放送されました。京都の実相院でのコンサートでご自身がこの日のために作曲された「PARALLEL 」という曲を含め数曲をバイオリンの古澤巌さんと披露されていました。ライトアップされた紅葉とみごとに調和し、とても素敵でした。

この日お召しになったドレスは、赤い琳派の柄の振り袖を使ってお作りした着物ドレスです。長いお袖が特徴的です。放送された京都の実相院のコンサートの前に、琳派400周年記念のコンサートのステージ衣装としてオーダーを頂きました。普段はとても柔らかいイメージの平沼さまですが、さすが第一線で活躍されているアーティスト。このような大胆な配色・デザインの衣装もみごとに着こなされ、本当に素敵で、よくお似合いでした。下のお写真は一昨年の琳派のコンサートの時のものです。この時はかんざしをコーディネートされていました。%e5%b9%b3%e6%b2%bc%e3%81%95%e3%82%93%ef%bc%92

今回の実相院の紅葉のコンサートで披露された「PARALLEL」。そのCDのジャケットではまた違った髪飾りを着けていらっしゃいます。放映された実相院でのコンサートもこの「赤」を強調したヘアスタイルで演奏されていました。紅葉の木々の中でのコンサートにはぴったりでした。

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CD記念公演用ステージ衣装

CD「PARALLEL」のリリース記念公演の折には、また違った趣のステージ衣装をオーダー頂きました。前回の「赤」から今回は「青」に。このお衣装は襟の部分の色を白から青を貴重にしたものに変えることが出来、スカートを少したくし上げ、ボタンで止めると、前の部分だけ、短くなり、青、緑、紫のスカートの裏地がそのままドレスの模様に早変わりするという仕掛けがありました。写真は、襟を白から青に変えた後のものです。スカートはもとに戻されています。(共演者の方とのお写真)

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とても綺麗にお召し頂き、嬉しい限りです。平沼さまの様に、国内外を演奏して回られる方が、ステージ衣装で「日本らしさ」そして「自分らしさ」を表現出来るのが「着物ドレス」です。着物で楽器を演奏されるのは大変です。動きやすく、着物という日本独自の世界観を持つ生地を使って、国内外で演奏される方の魅力を引き出すお手伝いができるのがMORiE TOKYOの「着物ドレス」です。

楽器の演奏家の方、華道のパフォーマーの方、声楽家の方などからオーダーを頂き、「その方らしい」ドレスをお作りして喜んで頂ける事は本当に励みになります。オーダーして下さる方のパフォーマンスを邪魔する事なく、その方々の表現の一つとして一緒に作らせて頂ける事はデザイナー冥利に尽きます。そしてとても勉強になります。