紫陽花(あじさい)柄のワンピース


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ゴールデンウィークも終わり、そろそろ梅雨の訪れを意識する頃となって参りました。

この時期、衣替えをしたいけれど、まだ肌寒い日もあるし、衣替えしきれないですよね。こんな時期にどんなものを着たらいいのか。悩むところであります。

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お着物を日常で着ていた頃は、その季節季節にあった「生地」「色」「柄」まで決まり事があり、逆に迷う必要がなかったのかもしれません。その季節にあった装いができるというのはとてもお洒落で、ある意味「教養」の一部であったのでしょう。着物に合わせる帯の事も考え、「季節感」を道行く人々がそれぞれ醸し出すというとても素敵な文化だったのだと思います。着物の生地も立夏すぎからは、だんだんと袷から単衣に移って行くようです。梅雨の間は透けるものは着ないので単衣、梅雨明けとなってから薄物に変え、土用に入ると麻(上布)へと変わると。色や柄はその季節に咲く花や採れる野菜にあった色を考えると良い様です。色で言えば、浅紫、藤色、灰桜、水色、青磁色、トルコブルーなどの明るい中間色などと手引書にはあります。「青磁色」!?青磁色のお洋服って探そうと思ってもなかなか探せませんよね。でもあるんです。MORIE TOKYOのこのワンピース。青磁色です!!

青磁色の紫陽花ワンピ。袖が素敵また素敵です。

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涼しげな紫陽花柄。紋紗の生地です。なんとも素敵な青磁色です。この色は紫陽花の為にあるのではないかと思うくらいのベストマッチです。少し大きめに着て頂き、着ている方の動きにこの生地の軽やかさが感じられるスタイルになっています。そしてこの袖。左側の袖は袖口に向かって広くなっていて、腕が華奢に見える形です!
IMG_2365右の袖はこの様にドレープになっています。とてもドレッシーでこの袖があればパーティーシーンでも活躍すること間違いなしです。IMG_2368後ろ姿はこの様になっています。透かし模様がモダンです。紋紗なのでとても涼しげで、この生地の軽やかで涼しい感覚を活かしたデザインで、見た目も涼しげ、そしてとても着心地のいいワンピースとなっています。

井原西鶴の衣替えの一句を。。

長持に春ぞくれ行く更衣(ころもがえ)

長持は着物をしまう長方形の大きな箱。その中に春の着物を入れる。春という季節の終わりを感じたという句だそうです。衣替えで一句作れてしまう程、着物、着物の生地は江戸時代にも人々の生活に密着していたのですね。

季節感を伝えられるのも、着物生地の優れた特性であり、これからもMORiE TOKYOから発信して行きたいと思います。